臨床心理学総論B第六回講義(家族療法)

2009年11月16日 | By sano | Filed in: 臨床心理学総論 (2010年度 資料).

 いままでは、カウンセラー・クライエントの2者関係という立場からの療法についてお話してきましたが、今日はクライエントの問題を一人の問題としてとらえず、家族全体の問題としてとらえる家族療法についてお話しました。クライエントの問題が家族のどのような状況によって生じえるのか、家族を見ていくときの家族アセスメントはどのような視点があるのか事例をもとにお話しましたが、基本的なところは理解してもらえたでしょうか?

  特に家族のあるひとりの問題は、家族内のぐるぐるめぐるやりとり(例.母親(父親)の子どもへの過干渉→子どもの問題→母親(父親)以外の家族メンバーが問題を重く考えない→母親(父親)の孤立→母親(父親) の子どもへの過干渉)から生じる場合があるという円環的因果論について覚えておいてもらえたらと思います。

 今日は僕が講義時間配分を間違ったため、家族療法について終わりませんでした。次週は家族療法の実際について映像教材を見てもらってから、集団療法についてお話したいと思います。


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