北海道新聞社主催の大学案内イベントは疲れましたー

2011年5月29日 | By kasai | Filed in: 「ダンスセラピー・リーダー」資格, 「保育士」資格, 「精神保健福祉士」資格, 「臨床心理士」資格, 「認定心理士」資格, AO入試・ABO入試.

午後一時半から六時まで、四時間半の一本勝負でした。中島公園そばのパークホテルが会場で、大学や専門学校など道内や道外から100-200校が集まっていて、そこに高校生がバスなどで大挙して押し寄せる―。
最初は三時からと聞いていたら、「一時半からです」といきなりの訂正があり、時間を何とかやりくりしてパークホテルにやってきました。札幌学院大学のブース、長机が四本くらいに資料を満載して、臨床心理学科担当の私のほか、数名のほかの学科の先生と、入試課のスタッフを中心に高校生を向かいいれるというイベントとなりました。
臨床心理学科担当の私は、最初から三時間ほどはぶっ続けで説明を続け、トイレにも行けず、もともと体調が悪かったこともあって本当に倒れる寸前くらいまで具合が悪くなりました。年のせいだなあ…。
幸い三時前ころからほかの学科の先生たちも講義を終えて駆けつけてきて、少し時間がとれたので、ようやくトイレに行くことができました。背中はバリバリ、のどはガラガラ。かなり過酷でしたが、熱心な高校生が多かったことと、細かなことを知りたい高校生もいて、説明することそのものは手ごたえがあったので頑張ってやれたと思います。しんどかったですがね。
臨床心理学科の説明ということもありましたが、高校生の質問を聞いているうちに、「心理学」と「臨床心理学」の違いを説明する必要があることもわかりました。細かな説明をする時間はあまりないので、「臨床心理学とは、心に悩みや問題を抱えている人たちを正しく理解して援助することに関わる心理学の領域」と大まかに説明してから、そうしたことを理解するための心理学の勉強、そして、心理とその傾向を正しく理解するために必要な性格テスト(心理アセスメントと言います)の勉強、他者を正しく理解するための対話・会話・やりとりについての勉強と実習、芸術療法・集団療法などの実習について説明をしました。
一般の「心理学」と違うところは、研究や実践の対象が「心に悩みや問題を抱えている人たち」ということと、そうした人を援助することについての二つの特徴があることでしょぅか。一般の心理学は、基本的に人間の心理についての理解を深めることが中心にあり、「悩みや心理的問題」に焦点をあてているとは限らないこと、そして、かならずしも「援助」という要素が入っているわけではないこと…そのあたりが大きな違いのように思います。
東日本大震災で身内や友人や仲間を失い、家財や職場やそのほかの大事な物も失ってしまった人たちが味わっている喪失感や絶望感や無力感…。そうしたことを理解して、できるならば何らかの仕方で支えになれるかどうか。そういったことに関わる臨床心理学に関心をもってもらいたいとも思い、札幌学院大学のブースを訪ねてくる高校生には一生懸命、説明をして質問に答えておりました。
ここの臨床心理学科の特徴としては、心理アセスメント(いわゆる性格検査)についてきちんと学べること(病院などの現場で用いられている専門的なもの)、芸術療法・集団療法の実習で箱庭や描画やダンスセラピーや、グループアプローチの実習があること、そのほかでは犯罪心理学・裁判心理学の講義があること等など。それと、図書館には臨床心理士の方が調べに来るほど心理学・臨床心理学関係の本や資料が整っていること。そうそう、学内特別選抜入試というのがあって、成績の良い学生は学内の試験で大学院を受験するシステムがあることも説明しました。
資格の種類と内容の説明もずいぶんしました。臨床心理士・精神保健福祉士・認定心理士・心理学検定・学芸員・高校教員免許(公民)・ダンスセラピーリーダーなどなど。これについてはブログにいろいろと書いているので細かな説明は省略します!

ちなみに、分厚い大学案内の冊子はすべて出尽くしてしまうほどたくさん高校生が来てくれましたが、冊子の中に私の写真が載っていて、少し照れて恥ずかしい感じでした。話を聞いていた高校生がニコニコしながら写真を見てくれたので少し助かりましたが。
オープンキャンパスにぜひ来てくださいね。札幌市を見晴らす7F,8Fにある学生食堂で無料のランチがたぺられて、ミニ講義もあります。のんびりしたキャンパスには一度来てもらえればと思います。一見は百聞にしかず、です。



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