ダンスセラピスト・リーダー資格は10名ほどが申請

2011年6月18日 | By kasai | Filed in: 「ダンスセラピー・リーダー」資格, 踊らないダンスセラピー.

後期の「応用実習B(芸術療法)」は、コラージュや描画、箱庭などの芸術療法と、ムーブメント・アプローチと呼ばれる、ダンスセラピーなどの身体心理学的な芸術療法から成り立っています。20名ほどのグループが二つあり、描画などのクラスとムーブメントのクラスを交互に体験していくものです。
2008年から、このムーブメントクラスでの講義と体験をすると、ダンスセラピー・リーダーという基礎資格が取れることになっています。(当初は本学の指導有資格者の教員、2009年からは非常勤講師の方でダンスセラピーの指導者資格をもっている方が担当しています)
ダンスセラピーといっても、ダンスの指導ではなく、踊りや動きなどの身体的体験を心理療法的に活用するのがダンスセラピーです。ダンスが上手とか下手とかはほとんど関係なく、ダンスや動きなどなどの感性を開いていくことと、そうした体験を広い意味での「セラピー」につなげていくものです。
昨年後期にこの実習を体験した学生のうち、11名がダンスセラピー・リーダーという基礎資格をとることに決めて、日本ダンス・セラピー協会に申請中です。(みなさんに申請してもらいたいのですが、資格の申請登録料といった経費がかかるので、そこは個々の学生の判断となります。)
とりあえず、四年生の就活中の学生は履歴書や就活エントリー・シートなどの資格欄に「ダンスセラピー・リーダー」と書けること、また、この資格そのものが珍しいので面接などで尋ねてもらえることで、面接を有利に進められるという利点があります。
これまでに臨床心理学科の学生は20数名がダンスセラピー・リーダーという基礎資格をとりました。がんばって、そうしたアプローチを進めてきた甲斐があります。
最近は、ダンスやスポーツなどの体を動かすことが大事であることが分かっていて、こどもや高齢者のボランティア活動やそうした職域でも、様々なプログラムが工夫されてきています。
ダンスセラピー・リーダーという基礎資格をとることで、そうしたボランティア活動や職場でも、効果的な関わりが進められることが期待できます。ダンスセラピーや身体的芸術療法の体験を「こころを育てる」現場で生かしてもらえればと思っています。



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