キャリア支援課から「就活通信」が届きました。

2011年11月19日 | By kasai | Filed in: 就職.

担当の小野さんから臨床心理学科のスタッフに、学生の就活状況についてなどの「通信」がメールで送られてきました。いろいろと助かります!
三年生は今はキャリア支援課の担当者と「個人面談」をやっているところです。本人の希望と実際の業種や業界とのマッチングは重要ですが、やはり「学生」なので、それぞれの業界や職業のことについてはうすぼんやりとイメージしているのが普通のように思います。よく分からない…というのが,本当のところではないかと思っています。
なので、就活関係の専門家であるキャリア支援課のスタッフと個人面談していろいろと話が聞けるのは実にありがたい話です。三年ゼミの学生にも伝えることにしています。

それはそうと、就活では本人の希望やら適性やらを考えて、就活の対象となる業界などを選ぶようですが,私は「適性を優先して業種や業界を考えるのは間違っている?!」と考えています。「適性ではなく、好きなこと・得意なことを大事にすべし」というのが、私の個人的な意見です。私の個人的な見方なのであまり気にせず読み捨ててもらえればと思いますが、次のような訳でそう思っています。

1)よほど小さい会社でなければ様々な仕事があるので、自分の適性にあっている業界だからといって、入ってから自分に適した業務に就けるかどうかは分からない。
2)よほどの小さな会社でなければ、様々な仕事があるので、その中には自分に合っている仕事もあれば合わない仕事もある。
3)したがって、その会社に実際に入ってみなければ、自分の適性にあった仕事に就けるかどうかは分からない。
*「営業向き」「事務向き」なども私にはよく分からない切り口です。営業で入ってもそのままズーッとそうなのか、それに関連する部署に異動することはないのか、事務だけやっていれば良いのか,それ以外の用務もこなす必要があったりしないのか。

*セールスに向いている人はどういう人か?!
昔、入社試験の一つとしてある性格検査が好まれていた時代がありました。「積極的社会的外向型」と判定された学生を優先して採用していた…という時代です。
「積極的社会的外向型」はいかにも営業向きという感じなので、まあそうかなあ…ですが、実はこれは大変な間違いだと分かったという研究があります。
実は営業は営業でも扱う品目の単価が関係してくるのです。簡単に言うと、数百万円とかのように単価の高い自動車のトップセールスマンの多くは「積極的社会的外向型」ではない!!という研究結果が報告されたことがあるのです。どうしてか分かりますか?
いずれにしても、社会的な通り一遍の常識は意外にも間違っている可能性があるという一例です。こういうことがあるので、就活についての社会的「ジョウーシキ」を私は少し疑いの目で見ているわけです。

4)適性かどうかということも大事だけれども、「好きか嫌いか」が仕事の正否に大きく関わる。
5)自分が実際に何に向いているかは、実際に飛び込んで体験してみないと分からない。

結論― 業界研究は必要だが、それ以上に自分が何が好きでどんなことをしたいかをはっきりさせて、そうした力をつけることが大事。「自分が得意なこと」などを作文して作ったようなうすっぺらい話は、この忙しい世の中では誰も耳を貸さないけれども、好きで得意でやってきたことならば、その前向きな姿勢と情熱が相手に必ず伝わる。
そうしたことが伝わるところならば、業種や業界にとらわれないでどこでも何でも挑戦してみるべきだ、と考えています。

まあ、いろいろと勝手なことを書きましたが、世の中は厳しくなってきたので、学生が考えつくような舌先三寸でごまかされるような企業はないでしょうから、「それなりに通用する何か本当のこと」が必要だということです。

キャリア支援課の小野さーん、勝手なことを書いたので、これに対して批判的なコメントをお願いします!



Comments are closed here.