「大切にしてほしいのは自分の価値観」ですね!?

2011年11月22日 | By kasai | Filed in: 就職.

キャリア支援課では学生一人一人と連絡を取りながら個人面談を行って進路の選択や業種と適性についてみっちりと話し合ってくれています。ありがたいことです。
就活の面接でもそうですが、世間ではだいたい「友達ではない、でも敵ではない、でも意味がある関係、しかし会うのはそれなりに気を使う」ような人様とお会いするわけです。「何となくしんどい」のは「当たり前」なので、お互いそれなりにがんばって生きていきたいものです。三年生・四年生の皆さんは、とりあえず就活というところですね。

そうそう、さきほど、4年ゼミの男女がやってきました。二人とも「就職が内定しました」という報告でした。ありがたいことです。がんばりましたねえー。しみじみ。
詳しいことは後ほど書きます(^_^v。

さて、キャリア支援課で臨床心理学科の学生の担当をしている小野さんから、私の書いた記事にコメントを送ってくれました。感謝。
読んでみると、私の書き込みの弱い点(秘孔)をきちんと衝いていて大変に刺激的でした。「好きなこと…」で進路を考えるだけでは確かにいろいろと問題があることも見えます。以下に引用します!


さて・・・
「適性を優先して業種や業界を考えるのは間違っている?!」
私もそう思います。学生たちは今までの自分を振り返り、「飲食店のバイトをしたけど、人と話すのが苦手だから、やっぱり接客や営業は無理」など、マイナスにもプラスにも自分概念を持っています。
でもこれはあくまで今まで生活してきた小さな世界での話。これが先生のおっしゃるような「自分の好きなこと」にかかわることとなれば、もしかしたら変わるかもしれません。営業は嫌だと思っていたけれど、自分が好きな野球などのスポーツ用品の営業だったらやりたいと思うかもしれません。だから自覚している「適性」に合わせた仕事選びは、時に間違いを招くことがあります。

ただ・・・気を付けたいのは「『好きなことを仕事にする』という考え方とは??」だと私は考えています。「何が好きですか?」と聞けば、たいていは映画・スポーツ・オシャレ・韓流スター・スナック菓子・ビール・電車・・・などなど色々と答えは出てくると思います。
では、「プロパンガスのタンクが好き!」っていう人はいるでしょうか?「ペットボトルを運ぶ段ボールのデザイン・素材・強度にたまらなく惹かれるワ♡」という人はどうでしょう?中にはマニアがいるかもしれません。でもそんなマニアが世の中にどれだけいるでしょう?けれど、確実にその職業に就き、その業界を支えている人たちがいますよね。その人たちがみな入社前からそのマニアであったわけではありません。

働く上で大切にしてほしいのは、「自分の価値観」なのです。
好きな「モノ」だけではなく、得意なこと・大切な思いに気付いてほしいと思っています。例えば・・・「ゼミの発表の時、人前で話すのは苦手だと思っていたけれど、発表してみたらとてもいい評価がもらえた。それ以来人に何かを伝えたり、説明するということがとても好きになった。そのために事前に下調べをするのが好き。」という学生がいたとしたら、この学生はもしかしたら「伝える」ということに強い興味・やりがい・達成感を感じているのかもしれません。それであれば、それと同じ達成感を得られる仕事を見つけてほしいと思います。あとは伝えたいことは何なのか。それを探るためにはやはり業界研究が欠かせないのです。

通信にも書きましたが、人は知らないことには興味を持ちません。そのため、たくさんの話を聞いて、情報を得て、自分の中にある「ゆずれない価値観」に気付いてほしいのです。それはただ漠然と頭の中に考えるだけでは見つかりません。そのために自分の足を使ってほしいと思います。

これはあくまで個人的意見ですが、業界研究はあくまで自分のやりたいことをやるフィールドとしてどこがいいのかを探すことだと思ってほしいです。学生の中には内定をもらうための手段というか「武装」のように業界研究をとらえている人もいるのですが、決してそうではなく、あくまで自分のためなんです。

 かく言う私もかつては「人に物を売り込むような営業なんて絶対無理!口下手だし、声低いし、顔でかいし…」とマイナスの自己評価に呪われていましたが、前職では思いっきり営業をやっていましたし、ものすごく楽しく働いていました。営業先の方の性格に合わせて提案方法を考えたり、常に業界の最新情報を集めておいて、どんな相談にものれるようにしたり、極端に言うと365日仕事のことを考えていました。それぐらい打ち込んでいましたね。なぜそこまで打ち込めたのかというと、相手のために自分の知識を役立てたいという価値観と、そこの会社の製品・開発者の熱い思いに惚れこんでいたからなのだと思います。ならなぜ辞めたのか・・・契約社員だったからです・・・

 そんな経験をしてきた私だからこそ学生に伝えられることがあるのだと思っています。一人でも多くの学生の背中を押せればと願いながら。

(by キャリア支援課 小野)


うーむ、どうもこれは私の意見の方が劣勢のようです。
みなさーん、私の代わりにキャリア支援課に寄っていって、私の劣勢を挽回してもらえないでしょうか?!



Comments are closed here.