甲野善紀古武術的介護術のレッスン

2012年1月25日 | By kasai | Filed in: 身体心理療法.

古武術研究家・甲野善紀のDVDを購入していろいろと勉強しています。それ自体は身体心理療法とは直接的につながらないと思いますが、参考になることがいろいろとありました。
その中で、NHKやYou-Tubeでも見ることができますが、古武術のワザを介護する場面で活用するものがあり、早速、試してみました!
1)仰向けに寝ている人の上体を立てる。
四年生ゼミでの実践では、女の子たちがお互いにやってみて、普通では上体を抱き起こすだけでもかなり大変。それが古武術流の技術を使うと、あら不思議?!小さな女子学生でも、上体を立たせることができて大騒ぎでした。
昨日の三年生のゼミでも試してみたところ、非力な女子学生でもできて、またまた大騒ぎでした!

2)長座り(坐っているのですが、足は長く伸ばしたまま)の人をそのまま立ち上がらせる。
これはある程度の筋力というか体幹力や脚の屈伸力がないと難しいと思いますが、それでもワザを使うと意外にできるので不思議です。(どうやってやるかは映像を探して見て下さいね)

私の解釈では、1)2)ともに、起こすために差し入れた腕の肘がやや直角に近いくらいまで曲がっている方がやりやすいようです。もちろん、ワザが指示するように、差し入れた掌を下向きに切り替えるわけですが、そのときに肘はある程度は曲がるわけですが、それを90度近くまでする方が良いという意味です。
一つには、そこまで肘を曲げておくと相手との距離が近くなり、「持ち上げる」という感覚から「一緒に飛ぶ?!」という感覚に近くなりやすいことがあります。それと、そのような肘の角度を作るときに、自然に肘や肩や脇腹などが一体化します。腕力で持ち上げるのではなく、「相手と一体化して動く」状態に近づけるわけです。
まだまだ探索中ですが、古武術流介護術は「使える!」ことは間違いないですね。



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