認定心理士と心理学検定の違い。再び。

2012年4月12日 | By kasai | Filed in: 「認定心理士」資格.

臨床心理学科では「認定心理士」資格を取得できるようにサポートしています。先日、卒業したばかりの学生がやってきて(同期の学生で臨床心理学研究科に入った友達を訪ねてきたようでした)、認定心理士資格取得用の書類を準備してきたので確認しました。あとは、重要な科目枠二つについてシラバスを添付する必要がある…といった説明をしました。

最近は「心理学検定」の宣伝活動が盛んなようですが、こちらは心理学会連合会、つまり「何々心理学会」がたくさん集まって、「心理学検定試験」を行っています。この検定試験は、「誰でも受験可能」となっています。つまり、特に心理学科などを卒業しなくても、試験に出る科目を勉強して良い成績を取ると認定される仕組みになっています。
ということなので、せっかく臨床心理学科を卒業するのだったら、ぜひ認定心理士資格を取得した方が良いように思います。

最近、発達障害などの児童の支援などで国や自治体から経済的支援が行われている場合があります。支援活動をしているところでは、本来、利用者である親が負担する金額の何割かが国や自治体がサポートするといったシステムもあるとのことでした。
現在はそうしたところで支援活動をする人の資格には、発達障害を理解して支援できるような人が何となく想定されていますが、「認定心理士」という資格もそうした場合にぴったりの資格のように思います。まだこうした資格が要件として必要とされてはいませんが、雇う側や親にしてみれば、担当者がそういった資格を持っていることは良いことです。
ちなみに、公的に必要となっているわけではない資格は、実は資格を持っている本人にとってよりも、相手の人や相手の保護者などにとって意味があることを忘れないで下さいね。何であれ資格を持っていることで相手に安心してもらえる、信頼してもらえるという大きな効果があるからです。



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