質問にお答えします-後期第6回-

2012年11月7日 | By mori | Filed in: 心理学(2012年度).

(全文を読む場合は、タイトルをクリック) 前回の授業に対して寄せられた質問にお答えします。

Q1. 言語の発達のプリントを見て思ったのですが、赤ちゃんの時から言語と関わり(周りが言葉を使ったりしない等)がない場合、永遠に言葉を話すことは出来ないのでしょうか?

A1. 言語との接触経験がなければ、言語を話すことはできないと思います。発達初期に言語との接触がなくても、後年に接触の機会を持てば、言語の獲得は可能です。育児放棄を受けた子どもなんかその例ですね。ただし十全な獲得に至るかは保証の限りではありません。言語獲得に関する本を読むと、言語獲得の機会を奪われた子どもの事例が載っています。「子どもたちの言語獲得」(大修館)なんか参考になると思います。

 

Q2. イングラム一家の記憶が偽りの記憶が作られていましたが、このようなことは男性や女性、子供や大人ででる影響は変わるのでしょうか。

A2. 一般に、子どもの方が迎合性が高いので、偽りの記憶が形成される可能性は高いと思います。性差についてはわかりません。

 

Q3. 作り出された記憶なのにそのときの光景を鮮明に思い出すことができるのですか。

A3. ありありとした「記憶」があるようです。授業で配布した「資料4」では、ピアジェは偽記憶の鮮明さに戸惑っていましたね。鮮明さには個人差もあると思いますが。


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