新任教員紹介:大塚 宜明先生

人間科学科には2014年度4月より大塚宜明先生が着任されました。写真は研究対象でもある石器です。

石器と大塚先生

石器と大塚先生

研究室は5階で眺めはいいです。

研究室は5階で眺めはいいです。

自己紹介:私は、アフリカで誕生した人類が、旧石器時代(氷河時代)の日本列島に、どのように移住し住み着いたかを研究しています。世界規模の非常にスケールの大きな内容ですが、実は10cmにも満たない小さな石のカケラ(石器)が研究の対象です。

私の考古学との出会いは、大学入学直後に見た、小さな石のカケラがはじまりでした。標本箱にぎっしり詰まった石のカケラは見るからに鋭利だったので、私は昔の人が作った道具なんだと感動していました。その時、「それは道具ではなく、道具を作ったときにできた石のカケラ、つまりゴミだよ」という話を先輩から聞き、私は驚愕しました。なぜなら、自分にはその石のカケラが当時の人の道具だったのか、あるいは道具を作った時のゴミかも分からなかったからです。同時に、それを判断することのできるのが考古学なんだなと実感したのです。

物言わぬ石のカケラから過去を読みとる。それが私の考古学との出会いであり、その時の思いが今でも私の研究の原動力となっています。皆さんも、自分の打ちこめるものを見つけ、自身の世界を築いていきましょう。チャンスは、皆さんのまわりにあるはずです!!!