授業のようすをご紹介します~心理学実験実習~

人間科学科では、2年生以降に、さまざまな実習を通じて体験的に学ぶ科目が配置されています。心理学領域では、心理学実験実習Ⅰ(前期)と、心理学実験実習Ⅱ(後期)がそれにあたります。ちなみに、この授業の単位は、「認定心理士資格」の必修単位にもなっています。この「認定心理士資格」について詳しく知りたい方は、こちらから(「日本心理学会」のホームページにリンクしています。http://www.psych.or.jp/qualification/)。

2015,6 010

グループに分かれて、これから実験です。

ここでは、心理学実験実習Ⅰで行われた、ストループ効果の実験の様子をご紹介します。ストループ効果とは、2つ以上の情報が同時に示されるとき、それらの情報が邪魔しあう(=干渉する)ことで、情報の処理が遅れる現象を言います。  「認知心理学」などの分野で、特によく知られる現象です。

2015,6 007

実験に使った図版。右側の3枚は、学生さん達のオリジナルです。

2015,6 008

これも学生さん達が作った図版。カラフルですね。

この授業の受講生たちは、教員の説明を受けて実験に参加するだけではありません。元々の実験を発展させた自分たち独自の実験計画を考え、実際にデータを取り、分析し、考察し、レポートにまとめます。そのような活動を通じて、心理学を深く学び、分析的に考える力をつけていきます。

2015,6 011

実験中。実験者や被験者の役割をするだけではなく、時間を計ったり、記録したりもします。

そうやって培った力は、大学での学習場面だけではなく、社会に出てからもきっと生きてくることでしょう。レポート作成は大変だけど、がんばれ、受講生の皆さん!

<記事と写真・心理学領域:舛田弘子>