研究活性化事業で講演会を開催しました

2016年10月1日(土)に、韓国釜山市にある東西大学 社会福祉学部 副教授のユン・ソンホ先生をお招きして、「韓国東西大学における実践力のあるソーシャルワーカー養成戦略と成果」と題した講演会を開催しました。

%e4%bc%9a%e5%a0%b4%e6%a1%88%e5%86%85「会場案内」

当日は札幌市内で開催される全国規模の研修会や学内の行事などと重なり参加者は少なかったですが、通訳(イ・ソンハン氏:日本福祉大学大学院生)を含めた2時間の講演と、約1時間の意見交換をたっぷり行うことができました。

%e3%82%bd%e3%83%b3%e3%83%9b%e5%85%88%e7%94%9f「ユンソンホ先生」

今回の講演会は、いまだ「ソーシャルワーカーの顔が見えない」と指摘される日本のソーシャルワークとソーシャルワーカー養成教育に示唆を与えることができると考え、学内の研究活動活性化事業を活用して実施したものです。韓国釜山市にある東西大学では、独自に「社会福祉学部産学協議体」を設置し、地域の社会福祉館や福祉施設など約120ヶ所の機関(2015年12月現在)と大学が協同して実践力の高いソーシャルワーカー養成を目指していました。例えば、職員教育や実習生及び専門的な人材の供給などの大学による現場支援、そして講義や実践的な教育プログラムの開発など現場による大学支援が行われているとの説明でした。また社会福祉学部では、国で規定される120時間の実習の前に別途ボランティアをおこなうこと、実習生自身のプロファイルの作成及びプレゼンテーション、そして実習機関及び地域分析を課しているとの事でした。

%e6%84%8f%e8%a6%8b%e4%ba%a4%e6%8f%9b%e4%bc%9a「意見交換」

少子高齢社会であり人口減少社会である日本において、複雑化・多様化する福祉ニーズに対応できる福祉人材の養成・確保は喫緊の課題です。東西大学の取り組みはこれからの札幌学院大学におけるソーシャルワーカー養成にも大きなヒントを与えてくれました。今後も積極的に教育・研究交流を進めていきたいと考えています。

(文責:中田雅美)