学科の目的・目標・方針

人間科学科の目的
 

人間尊重の精神のうえに立ち、「人間とは何か」をたえず問いかけながら、人間と人間を取り巻く社会的・教育的・文化的環境の諸問題について、社会学、心理・教育、福祉、文化、思想の諸領域の相互連携に基づいて、学際的・総合的に考えることを目指している。また、単なる理論だけではなくて、体験学習や実習 を重視することによって、人間に関する広い視野を持つとともに専門性を持った職業人を養成し、社会の産業、福祉、文化、教育等に貢献できる人材を育成することを目的とする。

 
人間科学科の教育目標
 

  • 人間と人権を尊重する精神を身につけた学生を育成する。
  • 人間科学科の専門領域である社会、心理・教育、福祉、文化、思想の諸分野の学問的基礎力を養成する。
  • 既存の学問分野の相互連携と学際的な研究・教育を重視し、人間と人間を取り巻く環境の諸問題に関して広い視野をもつ学生を育成する。
  • 体験学習・実習を重視し、職業人として社会に貢献できる学生を育成する。
  • 社会福祉士、学芸員、中学校・高校・特別支援学校教員などの資格をもった専門的な職業人を養成し、地域社会の産業、福祉、文化、教育等に貢献できる学生を育成する。
 
人間科学科の求める学生像(アドミッション・ポリシー)
 

人間科学科では人間と人間社会、文化に関心があり、地域社会の発展に貢献しようとする以下のような学生を求めます。

  • 真に人間尊重の立場に立って、社会・文化の発展に貢献しようとする人。
    (高等学校での公民科・地理歴史科などの学習やボランティアなどの社会活動をとおして、さまざまな価値観を知り、自らの視野を広げるようにしましょう)
  • 社会における諸問題に強い関心をもち、当事者の観点から理解しようとする人。
    (たとえば「子ども・家族・教育」「地域社会と歴史」「マイノリティ(少数者)」「生命倫理」に関する問題などが挙げられます。普段から新聞やテレビのニュース、ドキュメンタリー番組、映画や小説などに積極的に触れるようにしましょう)
  • 科学的な調査方法を習得する意欲をもち、事実に誠実に向き合おうとする人。
    (大学では問いを探求するためのデータ収集・分析方法を学びます。高等学校での国語科や数学科、総合的な学習を通して、論理的な思考力と表現力を磨いておきましょう)
 
人間科学科の教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)
 

教養教育においては「現代社会を生きるための基礎力」、「現代社会を豊かに生きるための教養」、「生涯にわたって自律的に学び続ける力」、「社会に貢献できる力」の獲得を目標とする。この目標を実現するために、基礎科目群、人文・社会・健康・自然科目郡、キャリア・総合科目群を体系的に設け、専門教育と合わせて「人と文化と社会を支え合うことができる力」の育成を目指す。
専門教育では、各学年にゼミ、人間科学基礎論、卒業論文を基幹科目群としてカリキュラムの中心に据え、4年間一貫の段階的な少人数教育を保証する。科目群は、基幹科目群の他に、基本科目群、領域科目群からなり、基本科目群は専門的な講義科目群と実証的な方法論や実験・実習を学ぶ研究法・実習科目群で構成する。領域科目群は、人間科学の基本を踏まえたうえで、「福祉」、「心理・教育」、「社会」、「文化」、「思想」の5領域の専門科目が置かれ、他学部、他学科の指定科目と共通教育科目の関連科目の履修とあわせて領域の専門能力を広く深く修得することが可能となる。さらに資格関連科目として自由選択科目を配置し、幅広い分野の資格取得に対応する。

 
人間科学科の学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
 

  1. 人間と人間を取り巻く環境についての幅広い基礎知識の上に、個別学問の専門性とともに、その総合としての人間科学の視点と対象の問題分析能力を修得していること。
  2. 自らの思考や判断を説明するためのプレゼンテーション技能と、双方向的発展を可能とするコミュニケーションの技能を修得していること。
  3. 人間と人権を尊重する民主的な精神を身につけ、広い視野で現代の人間と社会の再生に貢献できる創造的、応用的な思考能力と実践力を修得していること。