社会福祉実習にむけて「模擬面接」を行いました

8月の社会福祉実習にむけて社会福祉士課程の18名の学生が、基本的な面接技法を習得する目的で訪問の模擬面接(5月26日)を行いました(「社会福祉演習Ⅱ)。

模擬面接の様子

模擬面接の様子

模擬面接は、大学近くの地域の方や、福祉サービス等を利用されている当事者、ご家族の方に、学生の実習前の援助技術を向上させるための目的・趣旨をご理解いただき、面接を受けていただいたものです。約1時間、2人一組になって学生だけで、利用者理解や生活理解のために模擬面接を行いました。多くは協力者の方のご自宅に訪問してお話をお聞きしましたが、この写真は社会連携センターで模擬面接を行った様子です。緊張のなかにも笑顔がみられます。

この模擬面接を行うにあたっては、クラスで「どのような自己紹介をするか」「どのような内容の質問や会話をするか」などを準備しました。

どんな質問をしたらいいんだろう?

どんな質問をしたらいいんだろう?

模擬面接のペアで練習している様子

模擬面接のペアで練習している様子

これから、模擬面接の逐語記録をもとに振り返りを行う予定です。協力者の方には深く感謝申し上げます。(福祉領域:横山)

 

 

 

ゼミでの活動を紹介します~内田ゼミ~

内田ゼミでは、2014年度は、福島県昭和村と天売島で地域の方々との交流会をもちました。

昭和村では、8月7~10日の3泊4日で、村の伝統産業であるからむし織を都会から移住して学んでいる「おり姫」と呼ばれている女性たちと交流してきました。地域の方々とも交流しました。

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天売島では、10月24~26日までの2泊3日で、島の小さな定時制高校の高校生たちと「天売学」の学びを通した交流を行ってきました。天売島の観光による地域づくりプロジェクトでは、提案発表も行ってきました。

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いずれの交流も学生たちには生きた学びの貴重な経験となったようです。                         

<記事と写真:社会領域・内田司先生>

社会教育課題研究Ⅱ(学外実習)が行われました。

社会教育課題研究Ⅱ(学外実習)は、社会教育主事任用資格のために必要な科目のひとつで、学外で宿泊しながら行う調査実習です。今年は、栗山町の社会教育と地域づくり(地域振興)について学ぶ目的で、9月15日~19日の5日間にわたって実施されました。参加学生は10人でした。

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ご協力いただいた関係者の皆様には心より感謝申し上げます。

ちなみに、社会教育主事とは、「社会教育」や「生涯教育」に関する専門的・技術的な助言指導を行う職務を行う人で、都道府県または市町村の教育委員会に必ず置かれることになっています。卒業までに所定の単位を取得すると、任用資格認定書が交付されることになります。このあと公務員試験に合格して採用され、1年以上社会教育主事補を経験すると「社会教育主事」となるものです。人間科学科の学生は、毎年数名にこの任用資格認定書が交付されています。

 

授業紹介:社会福祉実習を夏に控えて(社会福祉演習Ⅱ)

福祉領域では、社会福祉士の受験資格を取得することができます。多くの学生が3年生の夏に社会福祉実習(4週間)を行います。前期は実習にむけての学習の真っ最中で、6月に3日間の事前実習を行いました。写真は、利用者や職員とのコミュニケーション場面の練習(技術演習)や、社会福祉士の方に来てもらって講話を聞いて学んでいる様子です。

グループにわかれて、実習場面を想定したコミュニケーションを検討。

グループにわかれて、実習場面を想定したコミュニケーションを検討。

 

6月の3日間実習で体験した場面をやってみる。

6月の3日間実習で体験した場面をやってみる。

 

ロールプレイといって役割をとって模擬的にやってみるという練習風景です。

ロールプレイといって役割をとって模擬的にやってみるという練習風景です。

 

医療領域では老人保健施設の支援相談員の方に来てもらいました。

医療領域では老人保健施設の支援相談員の方に来てもらいました。

実習は、児童領域、高齢者領域、障害領域、医療領域にわかれて29名が実習を行います。7月は事前学習の仕上げの時期となりますので、実習生の顔つきもよい緊張感が出てきています。

 

心理学実験実習の講議紹介:頭の中に葛藤が引き起こされる?

「心理学実験実習」はデータの集め方や分析の仕方を実践的に学ぶ授業です。
2、3年生の研究法・実習科目のひとつになっています。2コマ続きでテーマごとに
レポート課題を提出しなければならないのでハードな授業ですが、実際に体を使った
データ収集やグループでの協力や話し合いをとおして、学生のみなさんはぐんと
力をつけていきます。
5月は「認知的葛藤/ストループ効果」という心理学的現象がテーマでした。
まず第1実験では有名な実験を自分たちの手で同じようにやってみました。
続いて第2実験では、グループで独自に実験の目的・仮説・材料を考えて、
オリジナルの実験に挑戦しました。
受講生のみなさんが苦労して作成した図版はこんな感じです。

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この図版を使って、お互いに実験者、被験者になってデータをとります。

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みなさん、楽しそうですね。

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そして収集したデータはグループごとに分析して結果をまとめ、
仮説がどのように検証されたのか、そこから何が言えるのかを考察します。
最後はスライドを使って発表と質疑応答です。

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今回の発表は力作がそろっていました。
みなさん、おつかれさまでした!
あとはレポート作成ですね。がんばってください!!

1年生「人間基礎科学ゼミナール」で全体発表会を開催しました

1年生の必修科目「人間基礎科学ゼミナールB」で、前期に学んだことをクラスごとに発表しました。

最初の発表でしたが、終わってほっと笑顔。

最初の発表でしたが、終わってほっと笑顔。

人間科学科では1年生の必修科目として「人間科学基礎ゼミナールA/B」を履修します。20名前後の学生が7クラスに分かれて、前期(A)はそれぞれのクラスのテーマについて学んできました。後期(B)で学んだ内容を1年生全員の前で発表します。

質疑に応答

質疑に応答

発表中

パワーポイントとレジュメを作成して発表

パワーポイントとレジュメを作成して発表

100人を超える参加者の前での発表・質疑になるので、クラスのメンバーは発表担当日までにかなりの準備をしてのぞみます。

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2013年度のクラス発表のテーマは以下のとおりでした.

1組:滋賀県立大津市皇子山中学校いじめ自殺事件、2組:子ども虐待の原因としての2つの立場、3組:「しつけの衰退」の真実、4組:沖縄の農業とTPP、5組:日本国内における同性愛について、6組:生活保護制度に関する諸問題について、7組:教育場面における体罰・暴力

討論班からいくつも質問がでます

討論班からいくつも質問がでます

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2年生は「人間科学基礎ゼミナールC」がありますが、学生は全員がクラス替えとなります。

置戸町勝山地区で考古学実習(現地実習)を行いました

8月11日から17日まで、置戸町勝山地区において考古学実習(現地実習)を実施しました。

丁寧に掘る、掘る

丁寧に掘る、掘る

みんなで掘る、掘る

みんなで掘る、掘る

この授業は、考古学の野外調査法の学習を目的に、遺跡での発掘調査・測量調査を行うものです。対象となった遺跡は、勝山地区内の勝山2遺跡です。常呂川沿いの独立丘陵上に位置する旧石器時代の遺跡です。

実習生8名の他に、本学の2~4年生、札幌国際大、明治大学の学生も参加し、総勢19名で調査が行われました。

全員集合

全員集合

実習期間中は、勝山公民館で生活しました。スケジュールは、朝食後、8時半に現場へ向かい、昼休みをはさんで作業し、夕方5時に宿舎に戻ります。食事当番が、朝食と夕食を用意しました。夕食後は、当日の成果の報告と翌日の作業の打ち合わせを行うミーティングを行いました。入浴はその合間に行いました。

手慣れたもの・・・!?

手慣れたもの・・・!?

こんな感じ

こんな感じ

発掘は、前年度まで調査した部分をさらに拡張して行い、旧石器時代の遺物集中地点の検出を行いました。慎重に土を削りながら徐々に掘り下げて、遺物を検出していきました。炎天下での作業は大変です。それぞれ休憩や給水をしながら、作業を続けていきます。出土した遺物は、地点を測量機械で計測し、地層・出土番号などを記録した後、取り上げていきます。今回は、氷河の作用による地層の乱れも見られたため、教員・TAの指導を受けながら、注意深く発掘していきました。

深堀り

深堀り

特に重要な箇所では鶴丸学長が直接指導しました。学長自ら指導する発掘というのは、全国でも例がないでしょう。一部で地層確認のため約2mの深掘りも行いました。担当した学生は、一苦労でした。出土した遺物は、夕食・ミーティング後に水洗し、保管します。多くは、石器を製作するときにできた小さな破片ですが、中には道具(石器)も含まれます。水洗することで、その形状も詳しく確認できます。今回は、細石刃、細石刃核、掻器、石刃などの石器が出土し、大きな成果が得られました。今回の調査で、一昨年から発掘してきた石器集中地点の発掘はほぼ完了しました。今年は、これまでの成果をまとめた発掘報告書の作成を始めることになります。

学長の指導中

学長の指導中

測量は、遺跡の位置する丘陵の地形測量を行いました。今年は丘陵南東部の測量を行いました。位置・標高を定めた基準杭を設置し、そこに平板という測量機械を設置して、等高線や道路・崖などの境界線を計測して書き込んでいきます。杭の設置や、標高の計測には、トータルスターション、レベルなどの測量機械を使用します。学校で学んだ測量の方法や機器の取り扱いを、実際に現地で実践しました。今年の作業で、丘陵のほぼ半分の測量が終了しました。

平板測量といいます。

平板測量といいます。

測量の一場面

測量の一場面

実習中には、地区の方々が発掘の見学にこられ、学生達も作業の経過を説明しました。また、14日には勝山地区の盆おどり大会のお手伝いをするなど、地域の皆さんとの交流も行いました。数名の学生が縁日の屋台や餅まきを手伝いました。

餅まき(餅はみえますか?)

餅まき(餅はみえますか?)

留学生も浴衣で参加

留学生も浴衣で参加

調査終了後はすべての学生が大会に参加し、盆踊りにも加わりました。また、本学の留学生もこの日札幌から浴衣持参でやってきて盆踊りを楽しみました。

たのしい交流会

たのしい交流会

終了後は住民の方々との交流会が開かれ、学生達も地元の方々と活発に会話をすることができました。また、発掘最終日の16日の夜は、地元の有志による「勝山を元気にする会」と共同で、バーベキューを楽しみました。このような、地域との交流も考古学実習の一部と考えています。

BBQ!

BBQ!

遺跡は地域の貴重な文化財でもあり、その調査研究には、地域の方々の理解と協力が不可欠です。また、遺跡の内容や重要性を地域の方々に知っていただくことは、遺跡の保護にもつながり、考古学の重要な仕事です。地域との交流を通して、そのようなことも学んでほしいと考えています。

8月19日より集中講義「人間論特殊講義(スクールソーシャルワークの最前線)」開始

人間科学科では毎年、テーマを変えて「人間論特殊講義」を夏期集中講義として開催しています。道民カレッジとの連携もしていますので、本学の履修学生に加え、道民カレッジの方が受講します。また、一般の方も受講できます。申し込み不要、参加無料ですので、当日、教室前での受付を行ってご参加ください。

テーマ スクールソーシャルワークの最前線

講義日程 2013年8月 19日(月)~8月 23日(金)

場所 札幌学院大学D館101教室

講義時間 2・3・4講(12:20~13:10までは昼休み)

     2講 10:50~12:20

     3講 13:10~14:40

     4講 14:50~16:20

主催   札幌学院大学人文学部

コーディネーター 横山登志子(人文学部人間科学科)

ねらい 

近年、学校では不登校やいじめなどの問題を抱える児童・生徒が増えており、そのなかにはさまざまな困難を抱える家庭の存在も少なくない。2008(平成20)年度より文部科学省は各地の先進事例をもとに小学校・中学校で「スクールソーシャルワーカー活用事業」を全国的に展開し、児童・生徒と、おかれている環境の両方に働きかけるスクールソーシャルワーカーを配置した。

本講義では、「スクールソーシャルワーカー活用事業」の5年を経過した現時点の、スクールソーシャルワークの現状と課題を浮かび上がらせることがねらいである。そのために、スクールソーシャルワークとは何かについての理論的枠組み、全国の活動や研究の動向、北海道の現状と課題、実践活動の報告を予定している。さらに、最終日は、典型的な事例をもとに援助内容を検討する予定である。

8月19日(月)「スクールソーシャルワークとは」横山登志子(札幌学院大学人文学部・北海道SSW活用事業エリアスーパーバイザー)

8月20日(火)「スクールソーシャルワークの実践報告」西陰貞子(元登別市SSW・精神保健福祉士)

8月21日(水)「北海道におけるスクールソーシャルワークの現状と課題」久能由弥(北星学園大学・北海道SSW活用事業スーパーバイザー)

8月22日(木)「日本におけるスクールソーシャルワークの現状と課題」山野則子(大阪府立大学・日本学校ソーシャルワーク学会理事)

8月23日(金)「スクールソーシャルワークの事例検討」河口まゆみ(北見市スクールソーシャルワーカー・社会福祉士)

震災後、陸前高田市に継続して訪れている岸野亮哉さんが来て下さいました(大澤ゼミ・横山ゼミの合同ゼミ)

2013年7月10日(水)に、今年も写真家で僧侶である岸野亮哉さん(京都在住)が来てくださり、陸前高田市での活動で出会った被災者の声を届けてくださいました。7月12日(金)には人間科学基礎ゼミナールの履修生全員が参加する人文学部講演会でもお話を届けてくださいました。

月に一度、通い続けているなかで見えてくること、わかることを熱く伝えていただきました。

月に一度、通い続けているなかで見えてくること、わかることを熱く伝えていただきました。

「想いを寄せることは簡単。でも思い続けることが大事。」

「想いを寄せることは簡単。でも思い続けることが大事。」

被災地や被災者を近く感じることができる話しに圧倒されつつ・・・。

被災地や被災者を近く感じることができる話しに圧倒されつつ・・・。

岸野さんは、ある被災者の声「お互い、個人個人という関係でコミュニケーションができるための障壁を認めつつも、それでもそれが障壁とならない世界をめざしてほしい」という声を紹介してくださいました。また、「人々の生きざまをどれくらい想像できるか」ということや、「そこに思いをよせ続けることの大事さ」というメッセージを残されました。ありがとうございます。

人文学部講演会での様子

人文学部講演会での様子

G館のSGUホールに一杯の1年生。

G館のSGUホールに一杯の1年生。

文化領域の授業風景:キャンパスで測量(考古学実習)

人間科学科の文化領域では、毎年、夏に考古学実習があります。今年度は8月11日から17日となります。

本学では置戸町と協定を結んでいて置戸町内の勝山神社遺跡の発掘を継続して行っています。学生は、黒曜石の石器などを自らの手で発掘するなど、感動の体験をしています。

 

現在は、キャンパス内で測量の実習を行っています。担当の臼杵先生は国内外で発掘に携わってきたプロです。

臼杵先生から測量の方法の説明「まっすぐに立てる」

臼杵先生から測量の方法の説明「まっすぐに立てる」

 

高さ(標高)を測る

 

もう何回も発掘にかかわっている学生も。

もう何回も発掘にかかわっている学生も。

 

臼杵先生は国内外で発掘にかかわっています。

 

キャンパス(野外)での測量以外には、教室で測量のマニュアル作成などを準備中で、夏の実習に携帯できるようにしています。

 

発表中。先生からの注文も。

発表中。先生からの注文も。

 担当の臼杵先生と鶴丸学長は、国内外で発掘に携わってきています。学長は多忙な日々ですがたまに考古学実習室におられます。

考古学実習担当の臼杵先生と、鶴丸学長

 

考古学実習室でパソコンにむかう鶴丸学長は、置戸町の発掘に携わってきました。

考古学実習室でパソコンにむかう鶴丸学長は、置戸町の発掘に携わってきました。

札幌学院大学には考古学資料展示室もあります。はにわの複製品や、石器、土器などが展示されています。

A館の1階にあります

A館の1階にあります

はにわの複製品。とてもいい表情しています。

 

たくさん陳列されています

たくさん陳列されています

考古学実習室になにげなくおかれた複製土器

 

ガイコツは複製。黒曜石もたくさんありますが全部、ナンバリングされています。

ガイコツは複製。黒曜石もたくさんありますが全部、ナンバリングされています。

 発掘ができる人間科学科の文化領域(考古学実習)には、驚きと発見があります。是非、展示室をのぞいてみてください。