教員目線のQ&A

Q1 医療機関の心理士になりたいのですが、福祉や教育を専門に学ぶ大学ですか?

A1 医療機関の心理士になるには現在の所、大学院を出て臨床心理士になるのが一番の近道です。福祉や教育にも強みがあるのが本学の特徴ですが、大学院の修了者については医療機関に就職する方が多いです。他は公機関や福祉機関に就職しています。福祉や教育を専門にするというよりは、医療も福祉も教育もバランス良く学ぶ大学です。

 

Q2 人のこころの学問の心理学に関心があります。勉強した後にどういうところに就職できますか?
A2 興味次第ですが、対人援助の仕事に就く人もいますし、民間企業で働く人もいます。公務員もオススメです。学部学生のうちに保育士や精神保健福祉士、教員免許の資格の勉強をしておくと、結果的に公務員の仕事の中の関連職種につきやすいように思います。

 

Q3 漫画家になりたいのですが、可能でしょうか?

A3 漫画家になった方は私の記憶の範囲ではありませんが、本を出した方はいますから不可能ではないと思います。早めにおしえてくれたらなにか良い助言もできるかも知れません。マンガ好きな教員もいます。私も好きです。

Q4 ホームページを見ました。精神保健福祉士になるコースと対話力を鍛えるコースの二つがあるのですか?

A4 大学は専門学校と違っていろいろな講義を学びます。授業の選択の仕方次第でお好みの部分を鍛えることができる一例として二つの見取り図で説明しましたから、これはコースというものではないのです。これらの他にも大学というのはいろいろな使い方ができますよ、使い道は相談しましょう。

 

Q5 おおむね「教員」によるというのは、どのくらい教員によらないのですか?

A5 ほぼ教員の手によるのですが、「ほぼ」と書いてしまうと有名なあるサイトに似てしまうので、節度を持っておおむねと書いています。

Q6 警察官になりたいのですが、大丈夫でしょうか。
A6 警察官になった方もいます。人の心の勉強をすることや対話力を伸ばすことは、警察のお仕事にもかなり本質的に役に立ちそうですね。

 

Q7 心理学を学んでみたいのですが、将来役に立ちますか?

A7 一般的には大学で学んだことはどの分野も社会に出て役に立ちはしないといわれます。しかし役に立ったと言ってくれる卒業生はたくさんいます。ひょっとしたら私どもに気を遣ってそう言ってくれているのかも知れませんが、こちらがうれしくなるような気の遣い方ができるようになっているなら、私どもの学科としてはそれはそれで役立っている証拠でしょう。また、それだけでなく授業では心理学に関連して大人になるまで知っておいて欲しいこともずいぶん話しているつもりですよ。

Q8 勉強について行けるかどうか不安を感じます。
A8 不安を感じるのは人として当然だと心理学は教えます。大事なことは不安でありながら、その時にどのように振る舞うかです。Where there's a will, there's a way. サポートセンターを使われる方もたくさんいますし、オフィスアワーの活用もできますよ.

 

Q9 精神保健福祉士の仕事をしようと思っています。専門学校にしようか迷っていますが、大学が良いところはなんですか?
A9 精神保健福祉士になりたいという夢をお持ちのことはとても素敵なことですから是非かなえて下さい。しかし、嫌なことを言うようですが、それは必ず達成できますか?途中で変更したくはなることはありえませんか?勉強をはじめてみて自分に向いてなさそうと思ってしまったらどうしますか?・・・大学は精神保健福祉士になるための指導をしますが、それに加えて、人生をどのようにプランするかの微修正を四年間の間にできます。精神保健福祉士志望から心理士志望になった方も、その反対の方もいます。また、精神保健福祉士になるとしても、さまざまな教養教育が受けられますし、将来同級生が様々な職業に就きますから、教養も人間関係も幅の広い人になれると思いますよ。

Q10 大学院を出て、その後臨床心理士として働きながら将来は臨床心理の研究者になりたいのですが可能ですか?
A10 その夢を叶えるならこれからの人は博士課程まで出るとよいです。本学修士課程修了後に北大の博士課程に進学している人は複数いますよ。あとは努力!あとは英語!

 

Q11 持病があって、手術のために長期入院することがあります。その場合は留年ですか?

A11 本学は留年というシステムがありませんから、上手に四年間で卒業要件の単位を取ってくれるといいです。病気を治療するために休学しながら就学プランを立てている方もいますよ。体を大事に上手に学んで欲しいと思います。

 

Q12 友人を作れるか不安です

A12 そうですね、入学前は全員が一人一人、みな転校生の気分ですから当然でしょう。友人を作りやすいように配慮していますし、ゼミも多いですからチャンスはたくさんありますよ。どうしても友だちができなかったときには、来て下さい。

 

Q13 ここのQ&Aに質問する方法を教えて下さい。

A13 きわめて本質的な良い質問ですね。今のところここの質問のいくつかは想像で作っているので、いわゆる自作自演とよばれるかもしれません。しかし半数以上は過去にほんとうに質問された内容です。オープンキャンパスなどで気軽に尋ねてくれるとここに載ることがあるはずです。

 

Q14 社会人ですが、仕事を辞めて臨床心理士になろうと思います。

A14 その志は尊いものと感じます。社会人経験者の方は、経済的な側面も含めた履修中の生活プランを立てた上で入学されているように思います。毎年社会人の方が入学されますが、若い方との交流があり、相互によい影響があるように思います。応援します。

 

Q15 看護師です。臨床心理士になりたいのですが、可能でしょうか。

A15 編入して三年生からはじめるのがオススメですし、そういう方はこれまでもいました。あるいは大卒資格がある方は大学院に直接入学することも可能ですが、受験勉強はちょっと大変になるかも知れません。なお、保育士の方とか、現場での対人援助に関わる方の入学は、私達も嬉しいです。専門職の方の志はいろいろで、看護師をしながら患者さんのためにもう少しカウンセリングの勉強をしたいとか、保育士をやっていたが発達障がいの子にうまく関われるようにしたいとか、具体的で意味のある目標を持たれる方が多いので、他の学生にも教員にも刺激的です。頑張って下さい。個人的にもそういう方は応援します。

 

Q16 本当にこのサイトは教員が作っているのですか?

A16 業者が作っていたら、スマホで見たときにレイアウトが崩れないと思います。いや、裏をかいて業者が本当は全部作っているけど、あたかも教員が作っているかのように素人くさくレイアウトを崩れやすく仕込んでおくという高度な戦略をとっている可能性を肯定はしませんが否定もしないでおきます。

 

Q17 家が経済的に苦しいので自分で稼がなければなりませんが、臨床心理士になれますか。

A17 本学独自の奨学金も足しにはなるかも知れませんし、学生支援機構の奨学金もありますから、アルバイトを組み合わせたらやっていくことは不可能ではありません。しかし、臨床心理士になるために大学院まで6年最大で奨学金を借りるとそれなりにすごい金額になりますから、すべてを奨学金に頼るのはあんまりオススメはしたくない気持ちがあります。もちろんそういう選択をした方も立派に社会人になっていますから、悪い手ではありませんし実現可能です。一つオススメするとしたら、学部卒業までの4年間を奨学金でまかない、四年間の間で自分で食べていけるだけの資格を確保し、その上ですぐに進学したいか、あるいはいつまでに心理士になりたいかを改めてお金の計算と合わせて考える二段階戦略もよいと思います。精神保健福祉士や保育士、児童指導員など一度関連職種で働いてからタイミングを見計らって大学院に進学するのも一つの人生設計だと思いますし、そういう方は多数います。六年間ストレートで臨床心理士になるのが優れた心理士というわけではないですし、着実に一つ一つキャリアを重ねていくという方法もあるのだと言うことは知って損はないですよ。

 

Q18 地方から入学をしたいのですが、地元の彼と遠距離恋愛になってしまいます。月曜日の午前中が休みだと地元に帰りやすいのですが、そのように時間割を工夫することは可能ですか。
A18 若い日の恋愛というものは麗しいものです。全学で毎年数人の人はそのような悩みを密かに抱えて入学をしているようです。時間割の工夫をすることは、必修授業の都合で特に1年目は難しいかも知れません。その場合、必修授業を1年目は落として2年目に取り直すという荒技もあり得ますが、多くの場合は無理をしてたら結局単位もとれず彼氏もい(ら)なくなると言うことが多いです。なので、なるべく月曜日の授業にちゃんと出て、GWや夏休みにまとめて帰るのが良いと思いますよ。毎週帰らないとダメになるくらいの恋愛なら、たぶんこちらにももっといい素材がたくさん探せます。

 

Q19 サークル活動と勉強との両立は可能ですか。
A19 理論的にも実際的にも十分可能です。しかし、若干名ですが毎年サークル活動に足をすくわれて行方知れずになり、教員があの手この手で呼びかけても音信不通のまま、時々ちらっと見かけることはあってもすぐ見失い、2年くらい過ぎてようやく現れるような、そういうタイプの時空の歪みに巻き込まれる方がいます。私どもも声をかけますが、首に縄をつけて机の前に座らせることまではできませんから、最終的には一人一人の意思と自覚の問題です。あと、保護者や心配にしている人の言葉はちゃんと聞くこと。意思の問題というのは、ちゃんと今日はサークル休むと言えるとか、目標を持ったら簡単には諦めないとか、人にずるずるあわせないでやれる人なら大丈夫です。自分を持つこと、持てるようになることも大学生活の中での獲得目標です。

 

Q20 那覇在住です。北海道に魅力を感じますが、親がいい顔しませんし、冬の寒さは恐しいですが大丈夫でしょうか。
A20 毎年のように本学には沖縄県出身の方が入学されています。沖縄に比べるとおそらく冬は寒いですが、それで挫折する方はこれまでいないようです。物価としては、県別平均などでくらべると北海道は他の都府県に比べると食費や住居費は比較的安いほうでしょう。住居はこれはピンからキリまでありますが、冬に光熱費が高くなりがちですから、住居選びの時に不動産屋さんに暖房費がなるべく高くならないところを探してもらうと良いかも知れません。大学周辺は静かな文教地区&住宅街ですから治安は比較的よいと思いますが、もちろんご自身でも気をつけて下さい。新千歳から那覇空港まで直行便が出てますから、中途半端な場所の県に暮らすよりは時間的には近いでしょう。ちなみに北海道の中には、本学から公共交通機関では沖縄に行くよりも時間がかかるところがあります。なので、北海道−沖縄といえどもたいした距離ではありません。また、入学後にはたいていの場合保護者の方やご兄弟親類縁者がとりたてて用事がなくても北海道に遊びに来るようになります。そのようにお伝えいただけますか?

 

Q21 精神保健福祉士の資格取得をより強く推してるのですか?

A21 本学科の設立以来の特徴は、大学院も含めた六年間一貫教育での臨床心理士育成です。しかし四年間で取得できる精神保健福祉士も世の中では大切な仕事ですし、どちらも人間の心に関わる仕事ですから、心の専門家になりたい方の資格としてはどちらも同じように推しています。人によっては、臨床心理士は人の心を内から支援する、精神保健福祉士は人の心を外から支援するという方もいますから、卒業生にはできればこの両輪のセンスを兼ね備えた人に育ってくれるとうれしいとも思います。

 

Q22 臨床心理士になるには大学院進学が必要とのことですが、難易度はどうでしょうか。

A22 毎年おおむね8人〜12人くらいは大学院に合格します。例年他大学からの受験者がいますから全員が本学卒業生とは限りません。学内特別選抜などの制度はありますがどうしても競争の要素はありますから、努力してくれるとよいと思います。難易度はわかりませんが、定員に空きがあっても落ちることはありますから油断はしない方が良いと思います。なお、対人援助の仕事は、ライセンスを得たらそれでよしという仕事ではなく、その仕事に就いている以上ずっと研鑽が必要です。また、大学院生活はなかなか忙しいです。地道に努力を継続できる人間であるということを大学院入学前にご自身の中に確認できているとよいですね。

 

Q23 心理の資格を取得したいわけではなくて、心理学に興味があって勉強したいのですが、そういう人は向いていない学科ですか?

A23 臨床心理学を純粋に学びたくて私どもの学科にきて卒論まで書かれて卒業する方はたくさんいますよ。私達は心理専門職だけを育成すれば世の中の心の問題が解決するとは思っていなくて、むしろ人の心をよく学び理解している人が増え、互いに支え合える社会に世の中が成熟するならば心の問題は大きくならないのだと思います。ですからあなたのように純粋に心理学を学びたいという方を歓迎しますし、カリキュラムも十分に楽しめると思いますよ。